第9回(最終回):主役はあなたです
医療法人さくら 本部長 清水義文

医事業務

医事業務

現状はチャンスがたくさんあります。
なぜならば誰も経験したことがない状態だからです。
医師も看護師も医事課の上司や先輩も事務長も初体験なんです。
 
さあ、提案しましょう。
例えば、「フェースシールドを自作しましょう」って、すでにつくっている所は多いですよね。
でも、そのために3Dプリンターを購入してくださいって積極的に提案したらどうでしょうか。
そのプリンターはコロナ後もさまざまなプレートを安価でつくれますって力説ですよ。
 
私は、トリアージ窓口で37.5度以上の外来患者は院内に入れないということで、知り合いの車屋さんに車検切れの中古車をほぼ無償で調達。
玄関のすぐ脇に中古車を置き、冷暖房完備の換気できるスペースを設けました。
患者さんが病院のすぐそばにいるので、院内電話や医師、看護師もすぐに対応できます(仮設テントレンタル、医療用の陰圧テント等は高価)。
 
「本気でやって泣いたことありますか?」
 
本気の仕事とは、他者、まずは患者さん、同僚、組織、地域、国、世界と一緒にいる気持ちで仕事をすることです。
そのために行動したことはどんな小さいことでもあなたを人生の主役にします。
失敗しても、成功してうとまれ一人になっても良いんです、泣けば。
 
良い方向のことを行えば、必ずあなたに次の任務が訪れます。
そういう行動がしやすい状況だから、今がチャンスなんです。
 
マスコミの報道に惑わされず、協調性を持って行動すれば、コロナ後はその小さな勇気があなたを主役に押し上げ、主役がたくさんできることで組織が活性化して医療・介護・福祉業界がさらなる健全な方向に向かいます。
 
一緒にがんばりましょう。
 
力あるうちに!

 
医療法人さくら
本部長 清水義文



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