第1回:ピンチはチャンス! 今が自分の実力を出すチャンス
高崎健康福祉大学 健康福祉学部 医療情報学科 准教授 木村憲洋

医事業務

医事業務

新型コロナウイルス感染症の影響により、不安を抱えながら仕事をしている人は多いと思います。やはり、こんな時には「医師や看護師は頼りになる」とあらためて思ったのではないでしょうか。

新型コロナウイルス感染症で注目されるのは現場に立つ医療従事者であることは間違いありません。しかし、私は、このような時こそ事務職員の働きが、新型コロナウイルスに対する病院の機動力を高めていくのだと思います。

マスクや医療用ガウンが足りないと言われている現在でも、きちんと医療資材を確保している病院は存在します。それは、これまでの取引先企業との関係がきちんと構築されていた医療機関であり、その担当者の実力でもあります。やはり取引先企業と親密な関係づくりができていれば、先方から情報を持ってきてくれます。現場から「医療資材を確保できているか?」と問われた時こそ、事務職員の皆さんが評価される時なのだと思います。しかし、それは病院にとって危機的な状態の時かもしれません。ですから、これからも多くの方とwin-winの関係をつくりながら仕事をしていきましょう。

いい時もあれば悪い時もあります。しかし、これから必ずいい日がきます。それまでもう少しです。あと数カ月、がんばっていい仕事をしましょう。
 
高崎健康福祉大学 健康福祉学部 医療情報学科
准教授 木村憲洋



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