【特別寄稿】はじめてのWeb面接
第35回:魅力あるセミナー・説明会に向けて 
就職・採用アナリスト 斎藤 幸江

賃金事情

賃金事情

セミナー・説明会シーズンである。
オンラインで実施する場合、魅力ある企画に向けたポイントをここで整理しよう。
 

ポイント1:学生を巻き込む
今までに紹介してきたQuizizzやKahoot!を使ったり、あるいは、事前アンケートやクイズを実施し、それを拾いながら進める。
オンラインではひとりで参加しているために、受け身になりがち。
また、他の学生の様子がわかると、モチベーションにつながる。
真面目なテーマだけではなく、ちょっと捻ったり、企業のトリビア的な話題を取り入れたりして、興味を喚起しよう。
 

ポイント2:リアルでは見せにくいものを見せる
実際に社内を案内すると、見せたくないものも目に入ることがある。
社員の撮影動画ならば、こうしたリスクは避けられる。
しかも、「会社の雰囲気が伝わる」、「採用担当者の熱意や採用への意欲を感じた」など、学生の評判はとてもいい。
ライブでカメラやタブレット片手に社内を走り回るのもいいが、録画しておけば持ち運べ、会場が社外にあっても活用できる。

 
<番外編>冒険する
コロナ禍で、オンラインコミュニケーションや動画の視聴の機会が、飛躍的に増えている。
飽きたり慣れたりと、印象に残る動画の提供が難しくなっている。
それをチャンスと捉えて、やったことがないことに飛び込んでは、どうだろうか?
農林水産省が、広報目的で解説したYouTubeチャンネルばずまふ(まふ は Ministry of Agriculture, Forestry, and Fisheries, すなわち農水省の英語の頭文字。それをバズらせるという意図らしい)を開設している。
職員によるラップ、クイズ大会などに、若手職員が果敢に挑戦し、同省の取り組みを紹介している。参考にすると面白い。

 
参考(個人的に一押しです!)
【農水省】お堅い文章をラップにして歌ってみた。 ~地理的表示保護制度~
 

 
(公開日:2021年1月26日)

 
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