【特別寄稿】はじめてのWeb面接
第31回:クイズやアンケートを取り入れる(7)Kahoot!を使う 6
就職・採用アナリスト 斎藤 幸江

賃金事情

賃金事情

2020年度以来、大学の授業や就活関連のセミナー等でKahoot!を利用してきたが、学生に好評だ。
授業の場合、90分間のうち、最後の20分間を利用して、学んだ内容の復習や学生の進路や生活アンケートを実施している。
コロナ禍のオンライン授業やセミナーの際は、「結果が表示されると、同じ時間に一緒に聞いている学生がいることを深く実感できて、とても救いになった」という声がよく聞かれた。オンラインでも対面でも同様に実施できるのが、メリットだ。
 

メリットは大きいが、意外に通信負荷が大きいのがポイント。大学によっては、大教室で学生が一斉にアクセスすると、回線が対応できなくなり、「PINナンバーを入れるまでに5分くらいかかった」という声も聞かれた。
 

同様PowerPointやGoogleなどに組み込んで使うアドインもwebで提供されているが、負荷がかかるので、私は、PowerPointとKahoot!は切り離して使っている。
 

なお、アクセスに関する疑問は、同社サイトで解説されている。
接続の問題をテストするにはどうすればいいですか?    Kahoot!
https://support.kahoot.com/hc/ja/articles/115003198708-接続の問題をテストするにはどうすればいいですか-
 

対面の場合は、参加している時の反応から、学生が何に興味を持っているかもわかる。また、同じ内容のKahoot!を複数の大学や時期をずらして実施し、結果から特徴や傾向を分析もできる。
 

慣れないうちは大変かもしれないが、試行錯誤しながら、よりよい活用法を見つけては、どうだろうか。
 

(2022年9月改訂)

 
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