【特別寄稿】はじめてのWeb面接
第21回:3年生に響くメッセージを(1)だれに伝えるのか
就職・採用アナリスト 斎藤 幸江

賃金事情

賃金事情

大学は後期開講を迎えた。3年生向けイベントも増えていくが、どんな点に留意すればいいのだろう。
 

今年度の3年生は、例年の学生と比べて意識や情報量が大きく異なる。
通常なら、ゼミや部活・サークルでの雑談、キャンパスでのスーツ姿の学生などが3年生の意識に大きく影響を与える。しかしオンラインの今年は、これらの効果が期待できない。さらに学事日程の影響でインターンシップ に参加しにくくなったり、オンライン化で雑談の機会が減ったりもして、3年生の就活に対する意識や情報量は低い。
 

オンラインの説明会では、周りの学生の影響を受けにくい弊害もある。対面型イベントでは、興味が湧かない、理解できないと感じても、退席したりスマホに逃げたりする学生は、見られない。一方で周囲の熱心にメモを取りうなずく姿をみて、「がんばらなくては」と自覚し、意欲につなげる学生も多い。
 

オンラインの場合、理解できないと感じた瞬間に、学生は興味を失い聴くのをやめてしまう。孤立しがちな環境では、「メッセージが理解できない」=「就職は無理かも」と考え、就活スタートの遅れにつながる可能性もある。
 

今年度の3年生向けの説明会では、「知識のない学生にメッセージを届ける」という認識が、まず必要だ。
 
「当社が伝えたい情報を送る」のではなく
   ↓
「知識がなく、自信も失いがちな学生に届く内容」を考えて発信する
   ↓
企業イメージや入社意欲につながる。
 
次回からは、なにをどう伝えるかを取り上げていく。

 
(公開日:2020年9月29日)

 
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