良い人材を見抜く採用面接ポイント

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良い人材を見抜く採用面接ポイント
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自社で活躍する良い人材を採用することは、企業経営の根幹を担う業務です。採用がうまくいかなければ、短期的には経費と時間のロスが発生し、長期的に見ると企業経営を継続発展していくことができません。本書は、良い人材を見抜くために、採用担当者が理解しておかなければならないことや面接手法など、あらゆる角度から応募者を見極める方法を解説しています。

■谷所健一郎・著
■四六判/202頁
■本体価格 1,600円
■ISBN978-4-86326-168-6 C2034
■発行日 2014年2月

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目次

  • はじめに
  • 第1章 採用体制を検証する
    • 1.自社のメッセージを発信する
    • 2.採用プロセスを検証する
    • 3.求職者の特徴を考える
    • 4.学歴・企業名だけで判断しない
    • 5.コンピテンシーを把握する
    • 6.他社に打ち勝つ自社の強みを把握する
    • 7.攻めの採用をおこなう
    • 8.採用していい人・いけない人を整理する
    • 9.採用担当者の意志統一を図る
    • コラム1 イベントで求職者に興味を持たれる
  • 第2章 応募書類の見極め方
    • 1.履歴書の見極めポイント
      • (1) 住所欄に都道府県名が記載されていない
      • (2) 入学・卒業年度が間違っている
      • (3) 欄外に鉛筆の記入跡が残っている
      • (4) 給与・待遇などの条件に固執している
      • (5) 自社に向けての志望動機ではない
      • (6) 写真に眼力がない
    • 2.エントリーシートの見極めポイント(新卒)
      • (1) 自社に向けての志望動機ではない
      • (2) 自己 PR が漠然としている
      • (3) アルバイト経験のみアピールしている
      • (4) 企業研究がされていない
      • (5) 思いが強く実情を理解していない
      • (6) なりたい自分が書かれていない
    • 3.職務経歴書の見極めポイント
      • (1) 必要最小限しか書かれていない
      • (2) 職務経歴に一貫性がない
      • (3) 長文で書かれている
      • (4) 自社で活かせる職務経験がアピールされていない
      • (5) 前職の経験が 10 年以上ある
      • (6) 複数の派遣企業をひとくくりにしている
    • コラム2 求職者の誤りを指摘する
  • 第3章 面接の基本技術
    • 1.面接官の心得
    • 2.3つの見極めポイント
    • 3.応募者の視点を理解する
    • 4.上から目線の面接をおこなわない
    • 5.面接官に求められる資質
    • 6.面接官が陥りやすい傾向
    • 7.好感度を上げる面接官トレーニング
    • 8.面接の進め方
    • 9.応募者との信頼関係の構築方法
    • 10.言葉のキャッチボールで見抜く
    • 11.マズローの法則を応用する
    • 12.EQ を見抜く
    • 13.パート・アルバイトの面接
    • 14.回答のウソを見抜く
    • 15.適性検査を実施する
    • コラム3 緊張をほぐす一言
  • 第4章 行動・態度から本質を見抜く
    • 1.応募から来社までで見抜く
    • 2.控え室の態度から見抜く
    • 3.筆記試験の消しゴムの使い方で見抜く
    • 4.グループワークから見抜く(新卒)
    • 5.挨拶、語調、視線から見抜く
    • 6.お茶の飲み方で見抜く
    • 7.退室時の動作で見抜く
    • コラム4 第一印象
  • 第5章 定番質問の見極めポイント
    • 1.志望動機の見極めポイント
    • 2.自己 PR の見極めポイント
    • 3.長所・短所の見極めポイント
    • 4.学生時代の見極めポイント(新卒)
    • 5.職務経歴の見極めポイント(中途)
    • 6.退職理由の見極めポイント(中途)
    • 7.定番質問を変形して本質を見抜く質問
    • コラム5 定番質問の弊害
  • 第6章 「能力・適性」を見抜く質問
    • 1.事務職 職務能力を見抜く質問
    • 2.営業職 職務能力を見抜く質問
    • 3.販売系 職務能力を見抜く質問
    • 4.技術職 職務能力を見抜く質問
    • 5.製造職 職務能力を見抜く質問
    • 6.管理職の能力を見抜く質問
    • 7.想定外の内容で本質を見抜く質問
    • 8.コミュニケーション能力を見抜く質問
    • 9.組織適応力を見抜く質問
    • 10.責任感を見抜く質問
    • 11.ストレス耐性を見抜く質問
    • 12.未経験の職種への意気込みを見抜く質問
    • 13.聞きにくい質問
    • 14.応募者からの質問で見抜く
    • コラム6 社員を巻き込む
  • 第7章 内定辞退を防ぐ方法
    • 1.内定後の応募者の心理
    • 2.採用段階の偽りをチェックする
    • 3.新卒採用の内定者フォロー
    • 4.中途採用の内定者フォロー
    • コラム7 内定辞退を考える
  • 第8章 新入社員を戦力にする方法
    • 1.ブラザー・シスター制度を導入する
    • 2.人事あてに報告書を月1回提出させる
    • 3.キャリアシートを活用する
  • 付 録
    • 現状確認シート
    • 面接見極めポイント
    • 面接チェックシート(新卒採用)
    • 面接チェックシート(中途採用)
    • キャリアシート(接客)
    • 掲載されている質問一覧
  • あとがき

はじめに

はじめに

自社で活躍する良い人材を採用することは、企業経営の根幹を担う業務です。採用がうまくいかなければ、数年後にじわじわと経営に対して悪影響を及ぼします。
私は、約20年間人事に携わり、1万人以上の採用面接をおこないました。応募者が少ないときには、妥協して採用したこともありますが、採用段階で難しいと考えた社員は、入社後も定着せず辞めていきました。
経営者や採用担当者向けセミナーでは、多くの方々が人を 見極める難しさについて悩んでいます。自社で活躍する人材がわからない、あるいは優秀な人材と考え採用しても定着しないといった声をよく聞きます。求職者は採用されたい一心で、よく見せようと努力をして採用試験に臨みます。志望動 機や自己PRなどは、予め回答を用意して面接に臨んでいます。用意した回答が真実であり応募者の本心ならば、採否のジャッジは難しくないのですが、偽りであれば配属部署から、使えない人材としてクレームをもらうこともあります。
良い人材を見抜くためには、採用担当者が見極める力をつ けて、採用試験をおこなう必要があります。採用担当者の好き嫌いや模範回答を鵜呑みにしているようでは、自社で活躍する人材は採用できません。

本書は、良い人材を見抜くために、採用担当者が理解しておかなければいけないことや面接手法について書かせていただきました。良い人材を採用するためには、良い人材が応募しなければ見抜くこともできず、妥協した採用しかおこなえません。良い人材が応募しても、応募企業に興味を示さなければ、内定を辞退されてしまいます。良い人材を採用するためには、応募者を見極めるだけでなく、応募者から選ばれる企業になることが必要です。応募者もこれからの人生を託せる企業なのか考えているのです。
良い人材が採れないと嘆いているだけでは、何も変わりません。人材を宝と捉えている企業は、今後益々成長していきます。使えない人材は辞めていけばいいと考えている企業は、常に募集をおこなっていますが、戦力になる前に辞めていくため、経費と時間のロスが発生します。
人はモノと違い、感情や志向があります。学業成績が優秀だから、企業でも活躍できるとは限りません。筆記試験のテストの点数が高ければ、採用に値するともいえません。人を採用するということは、あらゆる角度から応募者を見極める必要があります。
本書を活用し良い人材を見極める技術を高めていただき、皆さまの会社が益々発展することを願っています。

谷所健一郎

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