Q&Aでわかる 看護管理者の労務マネジメント

医療

看護管理
Q&Aでわかる 看護管理者の労務マネジメント
立ち読み

医療機関の労務管理は、2019年4月からスタートした「働き方改革」直後の新型コロナウイルス感染症対応の疲弊感も相まって停滞傾向にあります。とくに、看護部では「前残業がなかなか改善できない」「勝手に残業するスタッフをどう指導すればよいか」「新人の残業代をつけていない病棟師長がいる」「有給休暇の取得に不公平感があってスタッフの不満がたまっている」「退職前の有給休暇の全部消化を阻止できないものか」「勤務表の公休日に有給休暇や代休をまとめて入れる師長がいる」「パワハラのひどい看護師を辞めさせたい」などの労務問題に頭を悩ませる管理者が根強く存在します。
本書は、雑誌『看護のチカラ』(産労総合研究所)の2019年から3年間連載した好評シリーズを再構成し、法改正や人事トラブル事例など最新情報や話題も盛り込んだ一冊です。看護部長、師長、主任など看護管理者が知っておくべき法律の
基本や、知っておくと役立つ労務マネジメントのツボを「看護部目線」でわかりやすく解説しました。

■坂上 和芳 著
■A5判/220頁
■税込価格 2,420円
■ISBN 978-4-86326-346-8 C3047
■発行日 2023年4月27日

 

目次

  • 第1章 労働時間管理のマネジメント
  • 第2章 スタッフ・マネジメント
  • 第3章 休日・休暇と勤務表のマネジメント
  • 第4章 育児・介護休業と副業のマネジメント
  • 第5章 ハラスメントのマネジメント
  • 第6章 メンタルヘルスのマネジメント

著者紹介

■坂上 和義(さかうえ かずよし)・・・1965年新潟県生まれ。医療労務コンサルタント、社会保険労務士。2012年9月に社労士事務所を開業後、医療機関や介護施設を中心に労務サポートに務めるかたわら、千葉労働局の非常勤コンサルタント、千葉県看護協会の労働環境改善委員なども務め、研修講師などをとおして主に看護職の労務環境改善に携わる。看護分野では、兵庫県看護協会、静岡県看護協会などの研修講師のほか、地方の病院(看護部)とのオンライン研修講師なども精力的に行っている。2022年4月からは勤務医の労働時間短縮のための取組状況等の評価を行う「医療機関勤務環境評価センター」(日本医師会受託)の労務サーベイヤー(評価委員)も務める。

ご購入はこちら

ページトップへ