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2008年4月に医師事務作業体制加算が診療報酬改定で認められて以来、数回の増額改定を経て、医師事務作業補助者は急性期の病院業務をになう職種として定着した感があります。医師事務補助者に代行入力してもらっていることで、医師は患者さんと向かい合うことができ、またより多くの患者さんを診ることもでき診療レベルも上がります。本書は、厚生労働省が医師事務作業補助者の業務として認定している内容のうち、実際に医療現場で医師が期待する度合いが高いと思われる業務内容を中心に取り上げ、さらなるステップアップを目指す際に、習得すべき知識やスキルを網羅的に提示しています。 ■深津 博 著
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2008 年4 月に医師事務作業体制加算(1)が診療報酬改定で認められて以来、数回の増額改訂を経て、医師事務作業補助者は急性期の病院の業務を担う職種として、定着した感がある。
医師事務作業補助者は医療経験がない個人がほとんどであることから、厚生労働省ではOJTに加え32 時間の基礎知識習得のための講習を義務づけているが、非常に高度化し、また日進月歩である医療分野において、これだけの初期講習では当然十分とは言えない。
しかるに医師事務作業補助者がさらなる勉強・研修の場を求めようにも、現状ではそのような機会が十分に提供されているとは言い難い。
多くの医療機関では医師事務作業補助者の職務として、生命保険等の依頼文書や地域連携関連の書式の記載を担当させているが、医療現場における特に医師からは、外来や病棟の診療補助、診療録等の代行入力を求める声が大きくなってきている。
本書は上記のような状況を鑑み、すでに一定以上の実務経験を有し依頼文書の作成を行うことができる医師事務作業補助者が、さらなるステップアップを目指す際に、習得すべき知識やスキルを網羅的に提示している。
本書では厚生労働省が医師事務作業補助者の業務として認定している内容のうち、実際に医療現場で医師が期待する度合いが高いと思われる業務内容を中心に取り上げた。したがって、がん登録や行政システムへの入力、医局における秘書業務等については、あえて詳述していない。これらについては別書を参照されたい。
本書が医師事務作業者のスキルアップに貢献し、医師の業務補助の効果がより高まることを期待するものである。
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2008年4月に医師事務作業体制加算が診療報酬改定で認められて以来、数回の増額改定を経て、医師事務作業補助者は急性期の病院業務をになう職種として定着した感があります。医師事務補助者に代行入力してもらっていることで、医師は患者さんと向かい合うことができ、またより多くの患者さんを診ることもでき診療レベルも上がります。本書は、厚生労働省が医師事務作業補助者の業務として認定している内容のうち、実際に医療現場で医師が期待する度合いが高いと思われる業務内容を中心に取り上げ、さらなるステップアップを目指す際に、習得すべき知識やスキルを網羅的に提示しています。 ■深津 博 著 |