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| 単純平均と加重平均 |
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賃上げ額を例に単純平均と加重平均を考えてみよう。たとえば、A社(賃上げ額5,000円)とB社(賃上げ額1,000円)の2社の平均賃上げ額を計算する場合、
(5,000円+1,000円)÷2=3,000円
というのが単純平均である。これに対し加重平均とは、ウエイトを考慮した平均、ということができる。つまり、A社は従業員が1,000人、B社は100人だとすると、両社の従業員1人あたり平均賃上げ額は、
(5,000円×1,000人+1,000×100人)÷(1,000人+100人)=4,636.36円
となる。こうして計算されたものが加重平均である。
賃金統計の場合、多くは1社あたり平均額が単純平均、従業員1人あたり平均額が加重平均と言い換えることができる。A社とB社のようにウエイト(従業員)に大きな差があると、加重平均と単純平均との差が大きくなるが、ウエイトの差が小さいと単純平均と加重平均の差も小さくなる。たとえば、企業規模別の賃金統計では、規模計は大企業も中小企業も混在しているので、単純平均と加重平均の差は大きくなるが、300〜500人規模のように限定した場合には差は小さくなる。賃金統計をみる場合には、1社あたり平均なのか、従業員1人あたりなのかを知っておく必要がある。 |
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