労働判例 2017年7月15日号 No.1157

チェック・オフ有償化と団交拒否の不当労働行為該当性

 大阪府・府労委(泉佐野市・チェック・オフ)事件
 (大阪高裁平28.12.22判決)

組合員らに対する増務割当差別の不当労働行為該当性

 国・中労委(東急バス・増務割当差別)事件
 (東京地裁平28.12.21判決)

宮大工の仕事中の転落死と労災保険法上の労働者性

 国・川越労基署長(C工務店)事件
 (大阪地裁平28.11.21判決)

口頭弁論終結後に割増賃金を支払った場合の付加金支払義務

 損保ジャパン日本興亜(付加金支払請求異議)事件
 (東京地裁平28.10.14判決)

女性契約社員に対するセクハラの存否と不法行為の成否

 イビケン(旧イビデン建装)元従業員ほか事件
 (名古屋高裁平28. 7.20判決)〈付 原審 岐阜地裁大垣支部平27. 8.18判決〉

判例ダイジェスト

◎看護師らによる過去の雇用関係と不利益の存否
 医療法人社団創恵会事件〔全文〕
 (東京地裁平28. 8.30判決)
◎元従業員に対する競業禁止の合意等に基づく損害賠償請求
 リンクスタッフ元従業員事件〔全文〕
 (大阪地裁平28. 7.14判決)

《新連載》 労働判例研究
職場における通称使用と労働者の人格的利益の保護

 —使用者のキャリア形成配慮義務論としての再構成の可能性—
  検討判例:学校法人日本大学第三学園事件 東京地裁 平28.10.11判決 労判1150号5頁
  中央大学 教授 川田 知子

◎遊筆—労働間題に寄せて
 ひねくれた法律家の存在意義
  渡邊岳法律事務所 弁護士 渡邊 岳
◎項目別登載判例索引
◎最近,マスコミで報道された「労働判例」等一覧

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