改訂3版 企業の労基署対応の実務

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改訂3版 企業の労基署対応の実務
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全国各地にある労働基準監督署の労働基準監督官は、企業の事業場に対して臨検監督(強制的な立入調査)または呼び出し監督を行い、労働基準法、最低賃金法、労働安全衛生法等への法違反があれば是正勧告書を交付して改善を促しています。また、重大な法違反であれば、送検されることもあります。最近では、通称「かとく」とよばれる対策班も活動しており、法違反をした企業名が公表されることもあります。しかし、税務調査などと比べると、労基署当の調査については、ほとんど理解されていないといってよいのではないでしょうか。本書では、労基署の調査の実際と企業の対応ポイントをわかりやすく解説しています。

■布施 直春・著
■A5判/494頁
■税込価格 3,850円
■ISBN 978-4-86326-330-7 C2034
■発行日 2022年10月4日

 

目次

  • 序章 労働法と労働行政機関のあらまし
  • 第1章 労働基準監督署と労働基準監督官の業務内容と権限、特色
  • 第2章 臨検監督(立入調査)の強化・多様化と企業の対応のしかた
  • 第3~6章 労働基準法の規定内容、違反例、対応ポイント
  • 第7章 労働安全衛生法の実務
  • 第8章 労基法・最賃法・安衛法等違反企業に対する刑事責任追及と使用者の対応のしかた
  • 第9章 労働災害・業務上疾病発生企業に対する4つの法的責任追及と対応のしかた
  • 第10章 労働者派遣法と、違法な業務処理請負・偽装請負
  • 第11章 労災保険法の実務
  • 第12章 改正後のパート・有期雇用労働者法、労働契約法、労働者派遣法のポイント

著者紹介

■布施 直春(ふせ なおはる)・・・1944年生まれ。1965年、国家公務員上級職(行政甲)試験に独学で合格。1966年労働本省(現在の厚生労働本省)に採用。その後、勤務のかたわら新潟大学商業短期大学部、明治大学法学部(いずれも夜間部)を卒業。元長野・沖縄労働基準局長。2016年11月3日瑞宝小綬章受章。 主な著書に『企業の精神疾患社員への対応実務』『無期転換申込権への対応実務と労務管理』』(以上、経営書院)など多数。

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