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ロール・プレイング、ケース・スタディに代表されるように、研修技法は研修プログラムを実施する際には欠かせないものだ、しかし、研修ニーズとのミスマッチなど、その特性を十分に理解して運用しないと、その効果は半減したり、場合によっては逆効果になってしまうことさえある。それだけに、運用にあたっては、事前にその研修技法の使い方を研究しておく必要がある。
だが経験の浅い研修スタッフにとって、それはかなり高いハードルだろう。「この研修には、どんな技法を使用するのが一番良いのだろうか」――研修プログラムを考えながら、腕組みするスタッフは多いに違いない。
そこで、研修スタッフの基本として、研修技法の使い方のガイドを掲載した。ご活用いただきたい。
 
「技法を知らずして、効果の上がる研修プログラムは立てられない」と言われるが、それは研修計画だけではなく、指導の仕方に置き換えても当てはまる。
例えば、同じテーマで指導する場合でも、インストラクターのパーソナリティや話術もさることながら、研修ニーズや対象者、その場の雰囲気に合わせて用いられる技法一つで、研修の効果に格段の差がついてしまう。こう見るとインストラクター、講師の技量の差とは、それは使いこなす教育技法の差にあると言っても過言ではない。それくらいに教育技法の持つ意味と研修効果に及ぼす影響度は大きい。
しかし、一口に教育技法と言っても技法の種類と数は実に多く、その一つひとつを習得していくには、時間もかかり並大抵のことではない。さらに、それぞれの技法にはその技法が持つ長所・短所があり、これを把握して実際の研修プログラムの作成や指導となるとまたひと苦労である。

そこで、研修プログラムの作成また実際に指導するにあたり、教育研修担当者に必須とも言える最も基本的な研修技法を厳選し、その概要と各種技法が持つ長所・短所・特色を紹介することにした。
それを示したのが、下記の図表にある18研修技法である。本文では、これらの技法を導入する際のポイント、実施上の留意点なども併せて紹介している。研修に不可欠なこれらの技法をまず習得し、効果の上がる研修の展開に役立てていただきたい。
 
取り上げる研修技法と対象者の関連

 
階層別
職能別
技 法
































1. 導入技法
2. 講義法
3. 一般的討議法
4. 定型的討議法
5. 理解促進的討議法 (CCテスト法)
6. ディベート
7. ブレイン・ストーミング
8. 7X7 (セブンクロス) 法
9. 見 学
10. ロール・プレイング
11. OJT 技法
12. ケース・スタディ
13. インシデント・プロセス
14. イン・バスケット
15. 教育ゲーム
16. ビジネス・ゲーム
17. オリエンテーリング
18. フィードバック技法