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経営書院
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日常業務の疑問に根拠で答える
  医事現場Q&A

有限責任中間法人 千葉県民間病院協会 医事研究部部長 三浦 昇・著
B5判・364頁・定価 8,085円(税込)
ISBN 4-87913-913-0 C3047

はじめに

この本は、医事業務に携わって間もない方やすでにベテランとして医事業務に従事している方を対象にしています。日頃の医事現場で、再確認しておきたい事項や業務の根拠となる法律の条文・通知・マニュアルなどについてまとめてみたものです。

現場しか知らない筆者が、現場の中で困った項目を中心にま とめてみましたので、その他にも多くの項目が抜けています。紙数の都合もあり、お許しいただきたいと思います。また、掲載した条文・通知等は筆者が入手したものですが、古くなっているものもあるかもしれません。最新のものをご教示いただけ
、れば幸いです。

狭い意味での医事業務とは診療報酬算定業務を指しますが、 広い意味では医療機関で医事職員が取り扱う、患者さまや医療 に関する事務のすべてを医事業務と言うのではないでしょう


昭和36年の国民皆保険制度の実施により、医療保険制度に関 する実務の実践者として医事職員の存在がありました。しか し、その存在は"縁の下の力持ち"であり、常に医師の指示、 医療行為の現金化を本質とする役割を課せられてきたことはご 承知のとおりです。

そういう意味では、医療機関にしか存在しない医事業務の専 門家ともいえるわけですが、これまでその専門性はあまり評価 されてこなかったとも言えるのではないでしょうか。最近に なってようやくその専門性が必要とされるようになってきたの ではないかと思います。それは、逆にいえば診療報酬収入が伸び悩み、病院の経営管理が重要となるにつれて、"収入"を司る 医事業務がクローズアップされてきたことと表裏一対となって います。

つまり、病院経営の"収入の要"を握る部署としてますますその存在が重要になっているといえましょう。この本が、病院経営を担う部署に従事する医事職員のためにお役に立てれば幸いです。ご叱正、ご指摘をいただければこれに勝る喜びはありません。

この本の発刊に際しては、公私にわたって筆者の身辺に押し寄せてくるできごとのためにしばしば中断せざるをえませんでした。そのたびごとに編集部の励ましをいただき、ようやく上梓の運びとなりました。「医事業務」編集長に厚く御礼申し上げます。


平成16年11月19日
有限責任中間法人 千葉県民間病院協会
医事研究部部長 三浦昇