産労総合研究所
最新情報産労総研についてスペシャル情報ライブラリー各種お問合わせ
定期刊行誌・書籍コンサルティングセミナーお知らせ会社案内

経営書院
一覧へ戻る

病院・施設 革新時代の人材育成事例集

産労総合研究所・編
B5判・374頁・定価 8,715円(税込)
ISBN 4-87913-907-6 C3047

<序>

「金太郎飴」とは,あまりよい表現に使われることはない。しかし,患者サービスに限っては,「金太郎飴」であってほしい。職員の一人ひとりが同一で,均質なしかも患者一人ひとりに合ったサービスを提供することが求められる。

看護師の感じがよくても,売店で買い物をして,そこの職員の感じが悪ければ,病院のサービスは「よくない」ほうに丸がつく。

職員の誰もが,どこを切っても「金太郎飴」のサービス,つまり同一で均質でよいサービスを提供する。そうすることで「よい病院」と評価され,それはロコミでどんどん拡大していく。

この状態をつくり出すのは,教育以外にない。繰り返し繰り返し行われる教育によって,職員一人ひとりのサービス提供の仕方が均質になるのである。

教育により職員の力はある一定の高さまでに到達する。同じ問題を繰り返し経験すれば,一定のレベルになるのである。そこからもう一段上にあがるためには工夫が必要である。

教育担当者が頭を痛めるのがここである。スキルアップはできるが,もう一歩上の「心」を伝えるサービスを職員にいかにつかんでもらうかである。

本書は,職能別・階層別教育事例,部門別教育事例,目的別教育事例と,病院全組織をあげてどのように系統立てて教育を行っているか,部門別にいかにモチベーションを高める教育を行っているか,そして,目
的を絞って行われる教育のポイントを事例としてあげている。

幅広く活用できるとともに,厳しい経営環境をいかに経営・管理者層が捉えているのかが伝わってくる。

教育プログラム立案の参考に是非1冊をお薦めする。