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経営書院
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| 楠田 丘/斎藤清一・共著 |
| A5判・125頁・定価 1,575円(税込) |
| ISBN
4-87913-843-6 C3047 |
はしがき
いかなる優れた技術や設備も、所詮それを生かすのは人材の豊かな知性と感性と人間性です。医療業務についてはとくにそうだといえます。一層の質の高度化とキメ細かい心遣いが求められるこれからにあって病院の人材も、いま新しい環境への適応性が強く求められています。
病院のみではなく、いずれの産業においても、21世紀への成熟社会(国際化、高齢化、価値観の多様化、マイクロ技術の急激な進展など構造変革)に対応すべく、人を育てることの大切さが痛感されています。
人材育成にとって重要なのは、明確なる人材ビジョン(企業の将来に向かっての期待像)を展望、明示し、それを基準として人材の評価、育成、公正処遇をトータルとして体系的に展開していくことですが、その際も、組織からの一方的な押しつけではなく、適切な助言、支援のもと、あくまでも、確固たる個の確立のもと、自己充足、自己主張の中で進められていくことです。
これからの人事は、能力開発を基軸にすえる「能力主義人事」、努力に公正に報いる「成果主義賃金」、そしてチャレンジを重視する「加点主義労務」の三つが柱となります。この方向にそって人を育てることが病院発展の基盤となります。
この書が婦長・主任の部下育成に、いささかでもお役に立ち得ればまことに幸いです。
2003年3月
楠田 丘 |
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