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経営書院
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| 畑田 洋行・著 |
| A5判・282頁・定価 1,890円(税込) |
| ISBN
4-87913-824-X C2032 |
はしがき
中小企業診断士試験に挑戟する方の多くが、大きな悩みを抱えています。それは、科目数が多く、しかも各科目が扱う範囲がきわめて広いことです。受験を決意したものの、いざ勉強を始めてみると、「うわ−、こんなにたくさんのことを学習しなくてはならないのか」と、多くの受験者が驚いてしまいます。また、通常のテキストは記述が抽象的でむずかしいため、「たくさんの知識を無理やり詰め込まなくてはならない」と感じてしまうのです。
知識を詰め込む学習ほど苦しいことはありません。診断士試験に挑戟する方のほとんどが社会人です。そのため、仕事の合間をみつけて学習時間を捻出しています。それだけでも大変なのに、そのうえ知識を詰め込むとなると、精神的な負担はかなりのものになるはずです。でも、これまで多くの受験者が「詰め込み感」という精神的な苦痛と闘いながら学習を進めてきたのです。
「詰め込み感」をやわらげるには、知識の土台をしっかり整理することが大切です。科目ごとの学習に入る前に、各科目に共通する知識のバックボーンを体系的に把捉するのです。
ところが、これまで科目間の垣根を越えて、試験に必要な知識の土台を整理した参考書は1冊も出版されませんでした。各科目のポイントをまとめた本やキーワード集など、初学者向けに多くの本が出版されてきましたが、これらは重要ポイントや重要用語を単に並
列的に記述するにとどまっているため、受験者が感じている「詰め込み感」を根本的にやわらげることはできなかったのです。
本書は、これから診断士試験の学習を始める方や、学習して間もない方を対象に、受験勉強に必要とされる知識の土台を整理することに主眼をおいています。具体的にはプラザ合意からネット販売にいたる大きな流れを体系的にまとめます。そのなかで「バブルとは何か」「バブル崩壊が金融機関に与えた影響」「内外価格差」「日本の高コスト構造」「規制緩和」「産業の空洞化」「流通革命」「W/R比率」など、重要な知識を整理します。
決してむずかしい内容ではありません。本書は基本的な用語の意味にも触れながら話を展開しているため、初学者にも楽に読むことができます。また、ストーリーを展開しながら、できるだけ平易な記述を心がけましたので、比較的スラスラと読み進むことができると思います。
本書を利用すれば、これから先の学習で、「詰め込み感」をやわらげるとともに、各科目の内容が一層理解しやすくなると思います0合格を目指して一歩ずつ最後まで頑張ってください。 |
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