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経営書院
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職場のトラブル防止ハンドブック

産労総合研究所・編

B5判・340頁・定価 9,765円(税込)

ISBN 4-87913-959-9 C2034

発刊にあたって

ビジネス環境の大きな変化を反映して,パワー・ハラスメントやITトラブルといった,これまでにないトラブルが増加しています。あわせて,個人情報保護法の施行,改正均等法における間接差別概念の導入など,人事労務スタッフ・管理者が新たに対応すべき課題は山積しています。本書は,これからの人事労務の諸分野においてトラブルが発生すると考えられる問題を想定し,その問題の本質と実務対応をまとめたものです。

本書は,第1部「全体総論」と第2部「問題別対応」の2部構成となっています。

第1部は,本書の全体の総論にあたります。ここでは,「21世紀企業社会の『危機管理・トラブル防止』のあり方」と題して,21世紀企業社会においてはそもそも何が問題になるのか,日常的にどのような対応を心がけておくべきかについて,葛田一雄氏に解説していただきました。

これを受けて,第2部の「問題別対応」では8つのテーマ別に問題を設定し,それぞれのテーマにおいて,そもそも何が問題なのか,何が問題になるのかを解説し,さらにそのテーマの中で起こると考えられるトラブルにっいてQAを設定し,具体的な対応を探っています。さらに,テーマによっては企業の取り組み状況の報告や各種資料を加えて,問題の所在を確認できるよう構成しています。

第2部で設定したテーマは,

1.パワー・ハラスメントを発生させない職場管理
2.ITの進展とトラブル防止対対策
3.不払い残業を発生させない労働時間管理
4.個人の情報保護に向けた人事労務の対応
5、高年法施行と再雇用者選定
6.間接差別概念の導入と人事労務管理
7.公益通報者保護法と人事問題す。

および「8.その他のテーマ」として,年俸制等の1〜7の各章に含まれない問題にも対応しています。QAの総数は全体で89問にのぼります。

また,回答のまとめにあたっては,「NO GOOD これをしてはいけない」のコーナーを設け,人事労務スタッフ・管理者にとってタブーとなる行いは何かを示しました(一部,設けていない項目もあります)。このコーナーを見ることで,人事労務スタッフ・管理者,労組担当者が「やってはいけない」「こういうことをしたら問題になる」ことを理解すると同時に,「責任者として,部下(現場管理者)にやらせてはならないことは何か」が理解できるようになっています。

最初に触れたとおり,ビジネス環境の大きな変化を反映して,企業においてはこれまでにないトラブルが山積しています。本書は,人事労務スタッフ・管理者,労組担当者の方々がこれらの問題を直視・理解し,現場においていかに対応するかを考えるためにも,必須の1冊となるよう編集いたしました・本書が,人事労務スタッフ・管理者,労組担当者各位の日常のハンドブックとして幅広くご活用いただければ幸いです。

なお,末尾となりましたが,お忙しいにもかかわらずご執筆のほか貴重なアドバイスを賜りました執筆者各位,ならびに貴重なご意見をお寄せいただきました読者の皆さまに,この場を借りまして御礼申し上げます。

2006年5月

編者