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はじめに
低成長社会、国際化、IT化、少子高齢社会など企業環境は大きな変革を余儀なくされています。また社員の価値観の多様化などもあります。そうしたなかで、人事・労務管理がますます複雑になってきています。
良好な労使関係があってはじめて、会社の人事・労務管理があります。良好な労使関係の前提は、会社が労働基準法等を遵守することです。労働基準法等を遵守しない会社に、良好な労使関係を醸成することはできません。良好な労使関係のないところで、いくら社会の変革に対応する人事・労務管理を行っても成果を上げることはできないでしょう。
少子高齢社会に突入するなかで、社会保険制度がさらに複雑になっています。社会保険に加入しているメリットは、何かあったときに保険給付を受けられることです。会社の担当者が、社会保険の仕組みをよく理解し対応することが求められています。
本書は、日頃起こりうる労働基準法と社会保険の実務を、Q&Aという形で一冊にまとめました。そのため法律用語をできるだけ用いず、日頃日常に使う言葉を心がけました。会社の人事・労務担当者はもちろん、部下を持ち管理する立場の人、また中小企業経営者にとっても本書が、“役に立てれば”と願っています。
最後に、本書の出版に当たり資料の提供を始め、さまざまな助言をいただきました経営書院、友人のみなさん、そして本書を購入された読者の皆さんに、心から厚く御礼を申し上げます。
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