こんにちは。産労総合研究所です。
8月ももうすぐ終わり。夏の終わりというよりも、はやくも秋の気配ですね。
さて、2016年新卒者の採用活動も終盤にさしかかったようです。そこで、産労総合研究所の調査から、初任給に関する情報をお届けします。
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目次
- 【2015年 決定初任給】引き上げた企業が倍増
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- 新刊情報
【2015年 決定初任給】引き上げた企業が倍増
大学卒(一律)204,634円 0.42%上昇
高校卒(一律)165,772円 0.43%上昇
2015年春闘は、厚生労働省の主要企業を対象にした集計では2.38%と、昨年を上回る賃上げ結果となりました。また、厚生労働省および文部科学省の「就職状況調査」によると、2015年3月の大学卒業者の就職率は96.7%と、過去最高を記録したリーマンショック前の2008年(96.9%)に迫る高水準となりました。
こうした賃上げ機運の高まりと売り手市場の強まりは、2015年の初任給にどのような影響を与えているのでしょうか。「2015年 決定初任給調査」の結果から、その実態を紹介します。
【初任給の引上げ状況】
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初任給を引き上げた企業は37.9%で、昨年より10.7ポイント上昇
引き上げた理由は「人材を確保するため」
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ベア実施企業は昨年より5.3ポイント増の42.7%
そのうち初任給を引き上げたのは85.2%(2014年:68.7%)
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初任給を引き上げた企業の上昇額、率は、
大学卒(一律)2,605円 1.27% 高校卒(一律)1,988円 1.20%
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初任給を引き上げた企業における初任給(大学卒・一律)の上昇額の高い産業は、 「食品」7,700円 「建設」4,667円 「鉄鋼」4,000円
【新入社員の夏季賞与】
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夏季賞与を支給する企業は90.2%
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支給額は、大学卒88,879円
高校卒66,531円 前年比で3,000円から4,000円台の減少
詳細は、 2015年 決定初任給調査をご覧ください。
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