問題社員はこうしてなおせ!

書籍概要

実例解説 問題社員はこうしてなおせ!

■小山 一郎・著
■四六判・140頁
■本体価格 1,400円
■ISBN 978-4-87913-934-4 C2034
■発行日 2005年9月

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はじめに

厳しい経済環境と社会のモラルの低下により企業内の問題社員は増加しています。問題社員とは、職場の規律に従うことができず、看過できない身勝手な言動をする社員のことです。彼らは、職場のメンバーと協調できない「職場不適応社員」なのです。

  企業は問題社員を表ざたにしないため、その存在はあまり知られていませんが、いかなる企業であっても、そこには必ず問題社員がいるものです。そして、このことが職場のモラール(士気)を低下させ、管理者のストレスを増大させています。

  問題社員が、これほど大きな危険をはらんでいるにもかかわらず、多くの企業が有効な解決策を持ち合わせておりません。そのため、管理者の精神的な負担は想像をはるかに超えるほど大きなものとなっています。

  これまで、問題社員への対処法はただ一つしかありませんでした。それは、「排除の論理」にしたがって、問題社員を別の職場に異動させたり解雇することです。

  しかし、こうした「排除の論理」では、根本的な解決にならないばかりか、裁判になって企業イメージを低下させてしまう危険もあり、また問題社員自身が変わらなければ、異動先で再び問題を引き起こすでしょう。

  一部には、問題社員を一ケ所に集め、再教育をする企業もありますが、「再教育のアプローチ」が適切でないため、決して十分な成果が得られているとはいえません。

  私は、上級管理職として、社内でも有名な問題社員を次々に抱え、彼らを「はみだし者」から「職場に適応できる社員」に変身させてきました。

  問題社員は、上司のアプローチ次第で必ず変わります。そして、上司と部下のコラボレーション(協同作業)次第で、問題社員は「職場に適応できる社員」に変身できるのです。本書では、このことを実体験を通じて解説します。

  職場の活性化に関する本は、すでにたくさん出版されています。ところが、既存の本は、問題社員がいないという前提で活性化策を述べているにすぎません。

  しかし、現実に目を向けると、いくら管理者が本に書いてあるような活性化策を講じようとしても、問題社員が大きく立ちはだかって、なかなか改善は進まないものです。これでは、既存の本が説く活性化策は、まさに「絵に描いた餅」です。

  また、既存の本の多くは、評論家やコンサルタントによって書かれています。そういった方々の多くは、現実のドロドロとした人間関係のなかに身を置いたことなどありません。

  これに対し、本書では、実際に多くの問題社員に接した実体験にもとづいて解説します。

  また、職場の活性化に必要不可欠な「問題社員の変革」等をカウンセリング心理学の知見を交えつつ真正面から取り上げます。

  その上で、問題社員を生み出さないための職場(組織)づくりに必要な管理者の能力とそのパワーアップ策についても言及します。

  これにより、職場の活性化を願う多くの管理者や社員に勇気と希望を与えるとともに、産業カウンセラー並びに産業カウンセラーを志す方々のお役に立てるものと確信します。

  なお、本書に取り上げた事例の内容は、プライバシー保護のため論旨に影響が生じない程度の変更を加えてあることをお断りします。

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