経営人材育成の実践

人事

人事制度構築/運用・人事評価
経営人材育成の実践
立ち読み

■日沖 健・著
■A5判/180頁
■税込価格 1,980円
■ISBN 978-4-86326-140-2 C2034
■発行日 2012年12月

目次

  • はじめに
  • 第1章 経営人材育成に動き出した日本企業
    • 「リーダー格差」の時代
    • リーダー、フォロワー、プロフェッショナル
    • 大きな変化・危機と経営人材
    • 経営人材が不足している
    • なかなか進まない経営人材育成
    • 経営人材育成不要論ー育てるよりも、選ぶ?
    • 経営人材は育てるべき
    • 社内で育てるか、社外で育てるか
    • 「とりあえずやってみよう」では失敗する
    • 教育スタッフから経営トップへの働きかけ
  • 第2章 目標設定と育成システムの構築
    • 経営人材育成システムの構築
    • 経営人材のポートフォリオ
    • 経営人材育成の目標
    • 選抜→育成→任用のサイクルを構築する
    • 育成対象者の選定
    • 選抜の基準
    • 意欲を重視する
    • 選考の方法
    • 育成プログラム実施後の選抜、再選抜
    • 選抜実施の留意点
    • 育成プログラムの効果測定
    • 人材のプールと再挑戦の仕組み
    • 候補者を任用する
    • 修羅場を経験させる
    • 中小企業では試験的な任用は困難
    • 若手選抜者の任用
    • 既存の人事制度や育成体系との関係
    • 社外MBAの活用
  • 第3章 育成プログラムの基本設計
    • 育成プログラムの設計
    • 育成目的・コンセプト
    • 育成領域・科目ー役割行動、経営知識、資質・意欲
    • 重要度と充足度で焦点を絞る
    • ストーリーを考える
    • 進め方ーOJT、Off-JT、自己啓発の組み合わせ
    • 期間・実施回数
    • プログラム構築の留意点
    • 育成プログラムの例
    • 教育団体・講師の選定
    • プロポーザルとコンペ
    • 教育団体・講師の選定基準
    • 教育団体・講師の活用
    • 教育費用
    • 情報提供と守秘
  • 第4章 資質・意欲ー人を見て人が付いてくる
    • すべてのベースとなる資質・意欲
    • 資質と意欲を高める研修
    • 経営人材に必要な資質
    • 経営人材の役割
    • 資質の自己確認
    • 資質を研鑽する
    • 大局観を鍛える演習
    • 演習テーマの選定
    • 経営人材にとっての思考のあり方
    • 胆力と成熟を高めるには
    • 意欲とは、無私の意欲
    • 経営者が意欲について語る
    • 経営を“わがこと”と捉える
    • 決断と事業価値基軸
    • 事業価値基軸形成の演習
    • 今後の目標形成
  • 第5章 経営知識の習得ー良い理論ほど実践的なものはない
    • 広く応用できる経営知識
    • T字型の幅広い知識
    • 経営知識の学習方法
    • 集合研修のスタイル
    • ケースメソッドとは?
    • ケースメソッドはなぜうまく行かないのか?
    • 企業研修での制約
    • 教育目的の明確化
    • プログラム設計
    • 使用ケースの選定
    • 受講者の事前ケース学習
    • 事前の理論学習
    • 事前準備・当日準備
    • クラスの進行
    • 導入:テーマ・問題・概要の提示
    • 受講者への質問
    • ディスカッション
    • 理論・背景知識の説明
    • 論点の整理
    • グループワーク
    • ケースのまとめ
    • 「自社への適用」を組み入れる
    • 「自社への適用」の進め方
    • 「自社への適用」での教育スタッフの留意点
    • 受講者の評価
    • 文献学習がより望ましい
    • 文献学習の進め方
  • 第6章 役割行動ー決める、導く
    • 役割行動を学ぶ
    • アクションラーニングによる実践学習
    • アクションラーニングの特徴
    • 育成目標を決める
    • アウトプットのレベルを決める
    • 実施期間・スケジュールの設定
    • アクションラーニングの実施プロセス
    • テーマ設定が最重要ポイント
    • テーマの決め方
    • 事前レポート
    • まず大くくりのテーマを決める
    • チーム編成
    • 経営環境の分析とビジョン・経営目標の確認
    • 検討テーマの確定
    • 活動計画の策定
    • チームの検討活動
    • 活発なチーム活動を行うには
    • 中間報告
    • 最終報告会
    • 学習の振り返り
    • 事後フォロー
    • ファシリテーターを活用する
    • ファシリテーターの選定
    • 社外ファシリテーターとの連携
    • アクションラーニング実施の留意点
    • 個人課題への展開
  • 第7章 経営人材育成プログラムの実際
    • 成功事例に学ぶ
    • 日星電気の概要
    • 経営人材育成プログラム導入に至るまで
    • 経営人材の目標形成
    • 育成プログラムの構築
    • 準備期間1年目(2008年)
    • 準備期間2年目(2009年)
    • 本教育1年目(2010年)
    • 本教育2年目(2011年)
    • 受講者の任用
    • 第2期実施へ
    • 中堅企業でも実施できる
    • ポイント1 目標とコンセプトを明確にし、一貫させる
    • ポイント2 時間を掛けてじっくり育てる
    • ポイント3 基本から応用へ、さらに任用まで組み込む
    • ポイント4 プログラムを磨き上げていく
    • ポイント5 受講者の自主性を引き出す
    • ポイント6 経営陣と部門長が深く関与する
    • ポイント7 教育スタッフの熱意、コミットメント
    • ポイント8 教育団体・講師と緊密に連携する
  • おわりに
  • 参考文献

著者紹介

■日沖 毅(ひおき たけし)・・・日沖コンサルティング事務所・代表。産業能力大学・講師(総合研究所&マネジメント大学院)。1965年生まれ。慶応義塾大商学部卒、Arthur D.Littele経営大学院修了MBA with Distinction。日本石油(現・JX)勤務を経て現職。専門は経営戦略のコンサルティング、経営人材育成。

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