賃金決定基礎講座 ~賃金の基礎知識から制度の改善・見直しの方法まで~

セミナー概要

人事・賃金・人事考課セミナー 主催:日本賃金研究センター

日時 2017年7月10日(月)・11日(火)〔両日とも10:00~16:30〕
会場 大手町ファーストスクエアカンファレンス RoomD
住所:東京都千代田区大手町1-5-1  TEL:03-5220-1001
〔JR東京駅丸の内北口より徒歩5分〕
参加対象 企業の人事労務担当者、労働組合担当者
参加費 会員:54,000円(税込)
一般:60,000円(税込)
パンフレット PDF
その他 ※参加費用にはテキスト代、昼食代、消費税を含みます。
※会員とは産労総合研究所発行の定期刊行誌8誌(申込書参照)いずれかのご購読者。


 

講師:鬼丸 朋子(おにまる ともこ)氏

中央大学経済学部教授。経済学博士。九州大学経済学部経営学科卒業、同大学院経済学研究科博士課程満期退学。桜美林大学経済学部准教授、國學院大学経済学部教授、中央大学経済学部准教授を経て、2015年より現職。専門分野は人事労務管理論。研究テーマは、日本企業における人事・賃金制度の変遷。主な著書に『賃金・人事制度改革の軌跡』(共著)、『職務(役割)給の導入実態と職務(役割)評価』(共著)等。

講師:村越 雅夫(むらこし まさお)

日本賃金研究センターコンサルタント。1957年生まれ。学習院大学法学部卒業。金融機関、医療関連製品メーカーを経て、1996年よりコンサルタント。人事・賃金制度、評価制度、目標管理制度、人材育成システム等の設計・運用支援、労使関係の課題解決支援、管理職のマネジメント研修、営業教育等のテーマを中心に企業指導・講演を行う。経営と実務家の視点に立った、わかりやすい語り口に定評がある。

セミナーの特徴

 経営環境の変化、従業員の意識の変化に伴い、人事・賃金制度は、たえず見直し、改善していくことが必要です。人事・賃金制度は単純にこの制度にすればうまくいくというものではありません。自社の経営方針、現場(管理職)の力量等を踏まえて、自社にふさわしい制度設計や運用を行っていかなければなりません。
 本セミナーでは、賃金の基礎を固めたうえで、楠田理論をベースに職能資格制度の改善方法を学び、自社にふさわしい人事・賃金制度はどのようなものか、どのように改善していけばよいかを2日間で学んでいきます。
 講師は、1日目の午前中は、中央大学教授の鬼丸朋子氏が担当します。賃金にはどういう意味があるのか、日本の賃金構造はどうなっているのか、どのように賃金体系は変遷しているのか、賃金を担当するうえで必ず知っておきたい賃金の基礎を学びます。
 1日目の午後と2日目は、当センターコンサルタントの村越雅夫が担当します。実際の制度設計、運用、見直しに必要な実務知識、さまざまな改善の選択肢、見直しを進めるうえでの判断ポイント、運用をスムーズに進めるための人事部や労働組合の現場支援のあり方など、実践的な考え方、方法を講師とやりとりしながら学びます。

スケジュール

1日目 7月10日(月)10:00~16:30 (鬼丸講師/村越講師)

【午前中(10:00~12:00) 鬼丸 朋子 氏】

1.賃金はどうやって決定されるのか

(1)「賃金」とはなにか
(2)総額人件費と賃金

2.日本的慣行の特徴と変遷

(1)日本的経営と年功賃金 
(2)賃金体系の歴史的変遷

3.「周辺」労働者の賃金

4.これから求められる賃金のあり方とは

 
【午後(13:00~16:30)  村越 雅夫】

5. 経営システムにおいて、人事制度はどのように位置付けられるのか

(1)人事制度の目的はなにか
(2)人事制度はどのような制度で構成されているのか
(3)人事制度はどのような変化に影響を受けるのか

6. 人件費原資を決定する要素はなにか

(1)人件費原資の算出は、どのような指標を元に決定されるのか
(2)人件費原資を配分をする際の与件はなにか

7. 賃金決定にかかわるときに、必要な基礎知識

(1)賃金表にはどのような意味があるのか
(2)基本給、手当、賞与・一時金の性格はどのようなものか
(3)定昇とベアの違いはなにか

8. 職能資格制度に関する基礎知識

(1)人事管理、職能資格制度が目指すものはなにか
(2)賃金体系の特徴と、その目的はなにか
(3)賃金決定にはどのような方法が採られているか
(4)職能資格制度における賃金決定方法のメリットとデメリットはなにか

2日目 7月11日(火)10:00~16:30 (村越講師)

9. 職能資格制度における賃金決定は実際にはどのようになされているのか

(1)賃金カーブの是正は、どのような目的で、どのように行われるのか
(2)基本給ピッチ(傾斜)、ピッチの配分はどのように行うのか
(3)年齢給、職能給はどのように設計するのか
(4)人事考課の処遇反映度はどのように決定されるのか
(5)個別賃金決定に影響を及ぼす要素はなにか
(6)実際の企業事例で見てみると…

 
【ケーススタディー(企業事例)による検証】

10. 賃金制度の改良における重要な条件はなにか

(1)自社の評価基準設定力から、人事考課の処遇反映度をどの程度にするか
(2)自社の人事評価力から、人事考課の処遇反映度をどの程度にするか
(3)自社のプロセスマネジメントの水準から、現場の運用許容範囲をどの程度にしておくか
(4)人事部門、労働組合の人事制度運用支援策と改良の程度

11. 自社に適した賃金制度とは: 3つの賃金制度と、その特徴

(1)それぞれの狙いはなにか
(2)共通点と、大きくことなるものはなにか
(3)それぞれの賃金体系の特徴はどのようなものか
(4)個別賃金決定方法の特徴はなにか
(5)それぞれの制度のメリットとデメリットはなにか

  • 参加のお申し込み
  • 開催実績
  • お問い合わせ