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指導担当者のための受け入れ準備総点検

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新入社員を自律型社員に育てる

新入社員は「真っ白なキャンバス」といわれます。最初に入った会社で体験した仕事にかかわる多くの事柄が、その後の人生や仕事に対する考え方に大きく影響していくからでしょう。受け入れ側の上司・先輩はどうしても育成の大変さに目がいきますが、1人の人生に影響するドラマチックな場に立ち会っているともいえるのです。

これから新入社員がスムーズに職場に馴染み、自律型の社員となって活躍できる育成方法を考えてみましょう。企業によって新入社員の育成期間とみなす時間は半年から2年までとさまざまです。ここでは1つの例として、基本的な事項が身につくおよそ3カ月間を指導担当者が中心となって研修を進めるケースで考えてみます。

筆者プロフィール

宮田 礼子宮田 礼子(みやた・れいこ)
大手総合商社人事部での採用・企業内教育を担当したことがきっかけで人材育成にかかわる。コンサルティング会社で講師としての経験を積み、心理学やコーチング、ラフターヨガ等の勉強を重ねて2003年から独立してWEGを主宰。最近は、人それぞれがその経験や能力を活かして有意義な人生を送れるように支援するという観点から、ライフデザイン・アドバイザーとして企業研修や市民向け講座、執筆も行っている。行都市計画や生涯学習等の審議会委員も務める。

ポイント
  • 新人育成成功の秘訣は受け入れ前の準備にある。職場全体で育てる意識を持ち、自分自身の仕事に対する考え方や習得しているスキルを点検しておくこと、対話に必要なスキルを身につけておくことが大切。
  • 新入社員本人に合わせた方法で指導していく。自分と相手の違いを認識して、ティーチングとコーチングを使い、受け入れる新入社員に最適のやり方で教える。
  • 目標設定は新人と一緒に対話しながら決めていく。特にゴールの状態を自分の言葉で語れることが大切。

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